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2018.06.10

日本臨床歯科CADCAM学会主催セレックセミナー

先週末、日本臨床歯科CADCAM学会主催のセレックセミナー(セレックCCCセミナー)が行われました。このセミナーは、6月、7月の土日を計4日使い、セレックの基本から、応用技術までを学ぶセミナーです。私は、理事としてセミナーの運営に関わらせていただきました。 今回は、その前半でしたが、主にセレック治療、CADCAM治療の基本コンセプト、および基本技術についてのセミナーでした。セラミック治療は、虫歯になりにくい、見た目が良い、アレルギー性がない、など、利点の多い修復治療ですが、歯を削ること、光学印象(デジタル印象)をすること、修復物のデザインをデジタルで行うこと、出来上がったものを歯に接着すること、などが確実に遂行されないと、破折や不快症状などのトラブルを引き起こします。歯科臨床にCADCAMを取り入れる歯科医師は増えていますが、学生の時に学ぶ内容ではなく、以外と基本から学ぶことができる機会は少ないのです。 このセミナーでは、その全てをもれなく学べ、かつ参加者を少数に絞って開催し、実習を通して個々の課題を克服できるために、非常に人気のあるコースとなっています。 私自身も、導入に際してこのコースを受講し、コンセプトを理解し、セレック治療を始めたのが昨日のように思い出されます。 私は、セレック治療に使用されるマテリアルについて講義パートをいただき、プレゼンさせて頂きました。CADCAMで使用するマテリアルは、長石系、e-maxなどの各種ガラスセラミック、ジルコニア、レジン、ハイブリッドレジン、金属など、多岐に渡ります。セレックでも、その多くの材料を使用可能ですが、それらの特徴と、使い分けについて、お話しさせて頂きました。この分野は、年々優れた新マテリアルが使用可能になりますので、内容がどんどん膨らんでいきます。今回も、最近本格的に臨床応用が始まった、ジルコニアについて、多くの時間を追加して講義させて頂きました。 参加者の方は、2日間に渡って非常に熱心に取り組んでくださいました。また、旧知の先生もおられて、非常に和やかな雰囲気で開催することが出来ました。いつも思うことですが、人に教えることで、私自身が1番勉強させていただいているような気がしております。今回も、研修の過程で、早速皆にフィードバックしたいことがありました。 今後とも、研修も通して、デジタル歯科診療を牽引し続けれるように、努力していきたいと思っております。