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2018.09.18

日本口腔インプラント学会学術大会

この週末、大阪で行われた、日本口腔インプラント学会学術大会に、参加してまいりました。

例年、日本各地の大都市で、行われる年に1度の学術大会ですが、今年は地元の大阪で行われました。しかも、副大会長は、私が理事を務めさせていただいている、大阪口腔インプラント研究会の、阪本会長とあって、私も、発表のみならず、裏方の手伝いとして、色々と運営のお手伝いをさせていただきました。何しろ、過去最高の4800人を越える参加者を集めたとあって、会場の大阪国際会議場も、日本各地からの歯科医師で溢れかえる状況となりました。この学会は、日本で1番大きな学会とあって、参加するたびにいろいろな業者の方や、知り合いの歯科医師達と、旧交を温めたり、情報交換をできたりするのは、大きな醍醐味です。

またここ数年は、毎年、発表もさせていただいており、非常に有意義な学会となっています。本年も、優秀発表演題として、CTデータと、CADCAMデータのデータマッチングについて、生憎、最優秀賞は逃しましたが、発表を聞いてくださった先生と、ディスカッションできる機会があったりして、やはりやって良かったと思いました。また、研究会の仲間の先生の発表の応援や、座長を務めさせていただいたりと、非常に充実した三日間を過ごさせていただきました。

しかしなんといっても、今回は日本最大の学術大会の、実行委員として、いつもは得られない経験をできたことが、非常に大きかったと思います。そのため、なかなかシンポジウムを聞く機会が少なかったのですが、学会の大きなテーマとしては、この高齢者社会に対してインプラントをどう使っていくか、と言うものでした。このテーマに沿って、様々な内容で議論がなされていたようです。特に、これまでの、外来に来れなくなったときに、インプラントにトラブルがあると困ってしまうので、どうするか、メンテナンスをどうするか、と言う視点以外に、インプラントによって、咀嚼能率が上がると、そのことによって、栄養の偏りのない摂取が可能になり、脳への刺激が高まり、オーラルフレールと言って、体の色々な部分が弱まっていくことが防げると言う新たな切り口もありました。未曾有の高齢化社会に突入するわが国において、今後も、インプラントと、高齢者への関わりは、様々な切り口から、議論されていることと思われます。

いずれにせよ、今後とも様々な学会には足を運び、広い見地で、インプラントや、歯科全体を見渡せるようになっていきたいと思います。

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