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2013.11.20

大阪阿倍野に根付く、巨大商業ビルに根付く

小室暁院長が、この移転リニューアルにかける思いを、”NPO法人口に関連する顔の健康づくりフォーラム”に投稿しました。その記事を、こちらに掲載しておきます。

大阪阿倍野に根付く、巨大商業ビルに根付く

私は、大阪の阿倍野という土地にある、あべのハルカス近鉄本店という百貨店の中で歯科医院を開業しています。阿倍野という土地は、大阪では梅田地域、難波地域に次ぐ商業地とされますが、南には古くからの住宅地が広がる、庶民的な街でもあります。ですので、患者さんは奈良や和歌山など遠方から最新医療を求めてお越しの方や、まったく近くの便利な歯医者さんの感覚でお越しの方まで、様々です。私の祖父が戦前よりこの百貨店で歯科医院を開業しており、先日ふと歴史を紐解くと再来年で60周年を迎えることがわかりました。ですので、患者さんでも、4代にわたり通院いただいている方もおられますし、多くのOBの先生方が歯科界で活躍されており、私自身いつもこのような歴史を大切にしながら、これからも歯科医業を行うことを天命と感じて日々仕事をしています。しかし、これまでの当院の歴史を振り返ると、都心でもあり、また百貨店という特殊な立地ということもあり、3回にわたって、街や百貨店の変化に伴って移転を繰り返してきた過去もあります。それでも、ここまでなんとか患者さんについて来て頂けたのは、先輩方が当院の社是である“人に喜ばれることに喜びを”という言葉を大事にし、地域に根差した治療を心掛けておられたからではないかと思っています。
ところで、阿倍野地区は、今また非常に大きな変化が起こっています。百貨店の上層階に、あべのハルカスという日本一の高さの商業ビル(高さ300m、地上60階)が建設され、そこには360室の部屋数を誇るマリオットホテル、大阪有数の総敷地面積を誇るオフィスフロア、展望台、美術館が来年の春には稼働する予定です。百貨店自体もこの初夏から秋にかけてリニューアルし、当院も8月に移転リニューアルしたところです。百貨店は、物販だけではなく、“いかに人に滞在していただけるか”というところに重きをおかれたリニューアルをされており、現在は1日12万人ほどの来客があるとのことですし、百貨店に直結する近鉄大阪阿部野橋駅では、オープン直後、定期外の利用者が前年同期比6・8%増。またJR天王寺駅を利用した近畿圏への乗客は25%も増えたといいます。
まさに、阿倍野という街が生まれ変わり、また、ハルカスという新しい街が出来たという認識で、私も今回の当院の移転リニューアルに際しては、“新しい街にいかに根付くか”ということを真剣に考えて診療所作りを行っています。よりリラックスしていただける空間、健康な人がさらに健康になっていただける治療の充実を目指して、個室(下の写真をご覧ください)を増やして、その部分で歯列矯正や、予防治療、デンタルエステなどを専門的に行えるようにしました。また、情報発信にも力を入れて、待合スペースなどにも工夫を凝らし、百貨店と連携した歯科教室なども始めました。今後は、オフィスの方、ホテルの方などを対象にした健診、診断医療にも注力していきたいと思います。詳しい診断のために、歯科用CTも設置しました。下に写真を掲載しております。
まだまだ出来ていないことも多いのですが、私の専門である入れ歯、インプラント治療なども生かしつつ、地道な活動を通して“新しい街に根付き”、今後も患者さん、OBの方などに愛され続ける医院づくりを目指していきたいと思っています。