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2014.04.01

学校歯科検診

小室暁歯科近鉄あべのハルカス診療所では、大阪市内の特別養護老人ホームで、入居者向けに口腔ケアーや簡単な歯科治療をしております。また、施設のスタッフの方、入居者のご家族の方に少しでも口と健康についての情報提供をするため、施設長様が定期的に発行されている施設長便りに投稿しております。その一部をご紹介いたします。

学校歯科検診

いつも口腔ケアーでお世話になっております。小室歯科近鉄あべのハルカス診療所の小室暁です。
さて、今回のコラムは、高齢者のこととは少し違うお話をします。施設のスタッフの方にはお子様を抱えながら日々業務をされている方もおられると思います。今回は、子供の学校健診についてお話しますので、参考にしてください。
私は大阪の阿倍野という土地で歯科診療を行っていますが、地元の中学校で学校歯科医師として、毎年学校歯科検診を行っています。
今年ももうすぐ新学期が始まり、検診の予定を組んだところです。
私はこの学校の健診を初めてまだ12,3年といったところですが、先輩の学校歯科医師の方に伺うと、昭和50年ごろは子供たちに虫歯が蔓延していて、検診では虫歯を見つけて、とにかくその結果をかかりつけの先生にお伝えする、というものだったそうです。
しかし、最近では、この十年を見てもですが、当校でもひとりの児童に一つあるかどうかの状態になっており、虫歯の数は劇的に減っているといえます。
しかし一方で、食習慣の乱れからか歯周病の低年齢化、噛み合わせの不正、咀嚼機能の未熟化などの問題が大きくなっています。
この問題は中学生の段階ではあまり症状として出ないので、どうしてもなおざりにされがちですが、生徒の将来を考えると非常に大きな問題なので、歯磨き指導とともに、年に一回、歯の噛み合わせなどの重要性について、生徒にお話しすることにしています。
小、中生などのお子様をお持ちのご両親、またはご本人様は、ぜひ歯並びや歯の肉をチェックしてみてください。また、このように若年層から歯を失わない口作りを指導することで、数十年後の加寿苑の入居者様のQOLの向上ににつながることに目を向けていただけると嬉しいです。