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2014.01.20

妊娠中に多い歯の病気

妊婦はむし歯になりやすい

よく「こどもを一人産むと、歯が一本抜ける」といわれますが、胎児に母親のカルシウムが取られるからではありません。妊娠すると、お口のなかはむし歯や歯周病などにかかりやすくなります。
それは、
1、 妊娠のため唾液が酸性になり、ねばっこくなっている(歯垢が増える)
2、 つわりなどで食事の回数がふえて、口のなかが汚れやすくなる
3、 歯ブラシを入れると気持ち悪くなったりする
などによるものです。
これを防ぐには、1日何回でも「食べたらみがく」習慣をきちんと守って、常にお口のなかを清潔にしておくことが大切です。

妊娠中の口腔の主な病気

1、 むし歯
妊娠中はむし歯が発生し易いので、4~8ヵ月の安定期に無理のない範囲で治療します。


2、 歯肉炎、口内炎
妊娠2~4ヵ月に起こりやすく、歯肉から出血しやすくなります。

歯肉炎 妊娠性エプーリス


3、 歯槽膿漏
妊娠性歯肉と重なると、進行が速くなりますから、早期によく指導を受けましょう。


4、 妊娠性エプーリス
むし歯、歯の装着物などの刺激やその他の原因による。


5、 歯痛
健全な歯でも歯髄が充血して痛くなることがある。


6、 その他の疾病
情緒不安定のため、義歯に違和感を持つなどの不快症状があります。

丈夫な歯をつくる決め手は

1、 栄養のバランス
健やかな子供は、肉体的にも精神的にも健康な母体から生まれます。
お口の健康も同じ。胎児の乳歯の芽は、妊娠7週目くらいにできるといわれます。
妊婦の栄養は、母親自身の健康を保つと同時に、胎児の正しい発育を促すものです。バランスの良い食事を摂ることを心がけて下さい。


2、 お口のなかは、いつも清潔に
妊娠中は生理的な変化に加え、食べる回数が増えたり、つわりで気分が悪くてお口の清掃が不十分になったりしがちです。何か食べた後は必ず「みがく」習慣をきちんと守ることが大切。
もしも気分が悪くて歯ブラシが使えない場合は、なるべく糖質の食べ物は控え、食べた後はブクブクうがいをして食べかすを取るなど、お口のなかをいつもきれいにしてください。