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2017.08.29

ISCDセレック国際トレーナー資格更新2 〜北京について〜

セレック通信

この週末、北京にて、小室歯科近鉄あべのハルカス診療所の院長が、ISCDセレック国際トレーナーの資格を更新に、中国の北京で研修を受けて参りました。

今回のコース内容については、先ほどのブログで記した通りですが、この記事では、その他のことを書いてみたいと思います。
世界情勢のこともあり、現地も緊張感があることが予想され やや気を引き締めて関空から北京に参りました。しかし、関空で、他のトレーナーの仲間と合流して出発することになっており、心強かったです。

仲間と合流後、関空より北京国際空港に降り立ちましたが、まずはそのスケール感に圧倒されました。具体的には知りませんが、関西空港より数段広い敷地に、多くの人間が行き来しているように思えます。それでも、数年後には、北京を挟んで反対側にこれより大規模な空港を作るとのことで、さらに驚きました。

当日は、夜のミーティングまで時間があることもあり、東北や北海道から来た仲間と合流した上で、北京周辺を簡単に観光しました。空港周辺で北京料理の昼食を食べたあと、万里の長城を見に行きました。夜は、北京市内に戻ったあと、マンガン全席という宮廷料理を食べつつ、明日からの研修についての打ち合わせをしました。

研修には、日本だけでなく、ホスト国の中国のほか、タイ、エジプトなど、様々な国から参加がありました。中国からの参加者も年々増えているようです。改めて、セレックの世界的な広がりを感じさせられます。セミナーは、すべて英語で行われますので、なかなか骨の折れることですが、なんとか、学会の日本支部長、関西支部長始め、仲間の先生と助け合いながら、理解を深めました。最後に試験があったのですが、それも無事にクリア!無事資格を更新しました。

1日目のセミナーのあと、今回のセミナーのホストを務めてくださった先生のオフィスを見学させて頂く機会を得ました。そのオフィスは、500坪、診療台は当院の2倍の20台の超大型診療所で、日本では見られないほどのゆったりしたスペースにて、本格的な治療をされているようで、またしても中国のスケールの大きさに圧倒されてしまいました。患者さんが休憩できる喫茶室や、写真撮影のみのためのスタジオなど、日本では考えられない施設もあり、当院の運営についても、いろいろ参考になることも多かったです。

また、毎日の診療後には、食事をしながら様々な情報交換をすることができました。特に、学会の会長から、直接に私の現在行っている研究テーマ、CADCAMについての深い疑問について質問し、ディスカッションできる機会は貴重です。改めて、我々の臨床も、教科書や論文だけでなく、人とのつながりの中にこそ、学ぶことが多いと再確認させられます。

以上のように、非常に有意義な研修となりました。旅立つ前は、やや緊張していたものの、北京は想像より清潔で、セレックを一緒に学んだ中国人の仲間もフレンドリーで、楽しく過ごすことができました。改めて、世界各国を周り、学ぶことのできるCADCAMの醍醐味を感じました。

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