最新NEWS

2022.06.05

3Dプリンターで、ここでできる 〜 総入れ歯とインプラント

先日のブログでも、3Dプリンターを使って、最近では、急速にいろいろなものが作れるようになってきたことを、お伝えしました。

当院では、医療用の3Dプリンターを設置し、院内技工士が、日夜、3Dプリンターを使用して臨床をしてくださっています。また、3Dプリンターの歯科での応用について、様々なチャレンジを行っております。本日も、その一例をお伝えしたいと思います!

本日は、総入れ歯の患者様に、インプラントを埋入する手術における、3Dプリンターの利用について、です。

現在、言うまでもなく高齢者社会が進んでいるため、総入れ歯の患者さんが、当院にもたくさん来られます。当院は、昔から入れ歯の治療には力を入れており、自信があるのですが、それでも、もっとよく噛みたい、社会的立場から、人前で話すことが多く、外れると困る、など、より総入れ歯の安定を求める患者様が多くいらっしゃいます。

そういった時に、お口全体に、6本から8本のインプラントを埋入し、固定式のかぶせものを作るのがベストですが、様々な理由で、2本から4本のインプラントを埋入し、そのインプラントに、アタッチメントを取り付けて、入れ歯を固定する方法も行います。

先日、インプラントを下顎に2本埋入させていただいて、入れ歯の安定を試みた患者様のお話をしたいと思います。

インプラントを、埋入する手術をする時、顎の形や、神経との位置関係を確認するため、サージカルステントと言う分析装置をつくります。歯がない患者さんの顎に、最終の入れ歯の形も考えながら、インプラントの埋入位置を分析するのは、非常に難しいものです。それだけでなく、インプラント埋入した後、歯茎の形が変わったり、インプラントを埋めた部分に、強い圧力がかからないため、入れ歯を改造する必要があるため、元の入れ歯をコピーした入れ歯(コピーデンチャー)を作成していく必要がありました。

これまでは、元の入れ歯をお預かりして、その入れ歯を、粘土のような印象材で型取りをして、その歯型に、レジンと言う、歯科用プラスチックを流し込んで、コピーデンチャーや、サージカルステントを作成し、分析や、インプラント埋入後の仮入れ歯として使用していました。

この作業は、技工士さんにお願いすると、非常に複雑な作業のため、微妙なズレが生じたり、非常に手間がかかっていました。入れ歯の形を取る材料も、ゴム質の高価なものを使わなければいけないため、費用もかかっていました。

しかし、当院では、入れ歯のデータを、スキャナーにて、取り込み、デジタルデータを作成して、そのデータを、3Dプリンターにて光造形することで、コピーデンチャーや、インプラント枚入分析用の、ステントを作成することができます。技工士さんの作業は、おそらく、10分の1位に減ったのではないでしょうか?また、患者さんの負担も、御来院回数も含め、ずいぶん軽減されております。

実際、サージカルステントはともかく、実際に使っていただく入れ歯の作成には、歯と、歯肉の部分の色が違うため、別々に作る必要があり、テクニックやコツが必要となります。

まだまだ改良の余地があると思いますが、改良の余地があると言う事は、まだまだ進歩できると言うこと。

当院では、3Dプリンターを利用した、デジタルデンティストリーを、仲間とともに、楽しみながら取り組んでいきたいと思っています。

いつも、難しいミッションに笑顔で取り組んでくださる、技工士さんに感謝!

デジタル技術は、患者様の笑顔のために!

LINE情報 小室歯科オリジナル分割払い 初めての方へ 当院の予約方法
について メールで相談したい方はこちら 矯正診療日のお知らせ 地域連携室(訪問歯科) 歯科医師卒後臨床研修医を志す先生方へ