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2017.10.18

日本矯正歯科学会〜矯正のデジタル化について

セレック通信

今週、小室歯科近鉄あべのハルカス診療所の矯正担当の先生方が、札幌で開催された日本矯正歯科学会に参加されました。
先生方に伺うと、矯正歯科の世界にも、デジタル化の波が、急速に押し寄せていることを感じたとのことです。

その中でも、当院に大阪大学より診療に来てくださっている、谷川先生は、『3次元分析を矯正臨床でどう生かすか-有効性と限界を考える-』 というシンポジウムの演者として、レクチャーされました。谷川先生は、海外の大学と連携し、顎の骨、粘膜、歯ならびなどのデータをデジタルデータ化し、それをコンピュータにより自動的に分析して、矯正治療の診断に役立てる研究をされており、その有効性と限界についてレクチャーされました。当院にも、その知見を生かして、より進歩した矯正治療を提供できるようにしていきたいと思っています。

以上の話は、現在研究中のいわば”近未来”の話ですが、谷川先生をはじめ”現在進行形”のデジタル矯正治療としては、インプラント学会と同様、イントラオーラルスキャナという、光で歯型をデジタルで採得する道具が、いよいよ市場に広まってきている実感があったとのことです。当院でも、そういったデジタルデータを利用して、アライナー型矯正をする方法(インビザライン)や、矯正装置を接着する位置をデジタルにてシュミレーションした上で、その通りの位置に接着する技術(インシグニア)などの最新デジタル矯正に取り組んでいます。このような技術を用いることで、おおよその歯並びの出来栄えを患者さんと一緒にビジュアルに見ていただきやすく、また、治療の正確性も高まります。

また、分析用に採得した歯型をデジタルデータとして保存する取り組みも進めています。これまでは、歯型は、石膏によって作成し保存していたため、時間が経つと、かけたり、カビたり、汚れたりという変化が避けられませんでした。それをデジタルで残しておくことで、より長時間、安定して保存することができます。

このように、まだまだ”限界”もあるものの、治療のデジタル化は、確実に患者さんに利益をもたらすものであると確信しています。当院では、今後とも、矯正を始め、デジタル歯科を推進していきたいと思っています

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