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2025.07.28

セラミックオーバーレイとは? -歯を守る、新しいセラミック治療-

こんにちは、小室歯科矯正歯科です。

「銀歯を白くしたいけれど、歯を削るのが心配」
「なるべく歯を残した治療ってないのかな?」

そんなふうに感じたことはありませんか?
今回ご紹介するセラミックオーバーレイは、そんなお悩みに応えることができる、歯にやさしく、しかも美しい修復治療です。

セラミックオーバーレイって何?

セラミックオーバーレイとは、歯の咬む面(咬合面)や咬頭部分だけにセラミックを貼り重ねて修復する方法です。
従来の治療法である「インレー(部分的な詰め物)」よりも広い範囲をカバーし、「クラウン(かぶせ物)」ほど大きく削らずに済む、ちょうど中間にあたる修復法です。
主に、e.max(リチウムジシリケート)やジルコニアといった審美性・耐久性に優れたセラミック材料を使用します。

最大の魅力:歯を削る量が最小限

セラミックオーバーレイが多くの方に選ばれている理由――

それは、歯を削る量がとても少なくて済むという点です。

従来のクラウンとの違い
  • クラウン(かぶせ物)は、歯の周囲全体をぐるりと削る必要があります。
  • 一方、オーバーレイは、咬む面や一部の咬頭だけを削るだけで対応できます。

つまり、健康な歯の構造を最大限に温存できるということです。

神経を守れる可能性も高い
  • クラウンでは神経を取らざるを得ないこともありますがオーバーレイなら神経を残せる可能性が高く、歯の寿命にもつながります。

削る量の比較(イメージ)

修復方法 削除範囲 健康な歯質の温存 神経温存の可能性
クラウン 全周+咬合面
少なめ

抜髄のリスクあり
インレー 局所的に小さく削る
温存しやすい

高確率で温存
オーバーレイ 咬合面+咬頭部
大きく温存

神経も守れる可能性大

こんな方におすすめです

  • 古い金属の詰め物を白くきれいにしたい方
  • 歯を大きく削るのに抵抗がある方
  • 咬み合わせをきちんと整えたい方
  • 歯の構造はある程度残っていて、クラウンまでは必要ない方
  • 長期的に歯を守る治療を考えたい方

      当院のこだわり

      • 当院では、口腔内スキャナーやCAD/CAMなどの最新のデジタル技術を活用し、高精度なセラミックオーバーレイをオーダーメイドで製作しています。
      • また、接着技術にもこだわり、確実に長く使えるように設計・装着しています。
      • すべて、院内の技工士さんが作成します。
      • 院内技工士が作成することで、その場で見た目や色を見ることができ、患者さんとお話しすることが出来る。
      • ドクターもより綿密に技工士と相談しつつ作成できる。

      当院の小室暁理事長は、日本臨床歯科CADCAM学会副会長兼、学術統括理事であり、セラミックオーバーレイに必要な、光学印象、材料学、接着技術の専門家です!

      まとめ

      セラミックオーバーレイは、

      「削らずにすむ」「見た目が美しい」「しっかりかめる」――
      そのすべてをバランスよく実現できる、新しい選択肢です。

      歯は、一度削れば元に戻りません。
      「削らない」という治療の考え方は、歯を長持ちさせるうえでとても重要です。

      「銀歯を白くしたい」「歯を守りながら美しく治したい」そんな方は、ぜひ当院にご相談ください。

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