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2016.06.20

東京およびボストン研修2: バイコンインプラントのCADCAMへの応用

昼過ぎからは、成田空港から、ボストンへ、バイコンインプラントプライベート研修にまいりました。ボストンは、時差13時間、全く昼夜逆で、時差も大変なのですが、15名の先生方と最新の情報を得にやってきました。
多くの先生方が、私が関西支部の役員をさせていただいている日本歯科CADCAM学会の会員の先生で、今回は、新素材と、バイコンインプラントとCADCAMの応用、また、外科テクニックについて、学んできました。
バイコンインプラントの本社は、ボストンの市内から車で15分ほどの、閑静な住宅街にあります。その場所に、診療所、レクチャー室、実験室、デジタル技工センターがあるのですが、まずは、大まかに紹介をいただいた後、バイコンインプラントの大まかな説明、そして、新造材トリニアを使用したインプラントブリッジについての応用法について、学んできました。トリニアは、新世代のファイバー素材で、しなやかなのに、柔らかく、これまで我々がチタンという金属で作成していたものより、より安価で、より来院回数少なく作成できます。しかも、金属を使用しないものなので、アレルギー性もありません。この素材については、セレック専門サイトに詳しく書こうと思いますので、ご一緒にご覧ください。
また、このバイコン社では、3-shapeという口腔内スキャナーを使用していました。これは、小室歯科近鉄あべのハルカス診療所で使用しているセレックとはまた違うものですが、海外では、セレックを凌駕するほどのシェアーを持っているものです。我々は、このようなスキャナーを使用して、日々患者さんの口の中、歯型の模型の型をとっているのです。もう、これまでの、粘土のような印象材を使って型を取ることは少なくなってきているのです。ところでこのスキャナーは、お口全体の型を取り、その後、インプラントの全顎に渡る補綴、また、入れ歯や、矯正など、多岐にわたる活用ができるところが特徴です。今回は、一本のインプラントの歯型を取り、それをその日のうちに被せ物をセットするところを、見せていただきました。この技術は、小室歯科近鉄あべのハルカス診療所でも、利用できそうなので、早速利用していこうと思いました。
また、実際の抜歯して、その後すぐにインプラントを埋入する方法についても、ライブオペを見せていただき、大いに参考になりました。毎日、終了後も、仲間と懇親を深め、大いに理解と、最新の知識のシェアーをいたしました。今回の参加者は、北は北海道、南は愛媛まで、セレックについてはフロントランナーで、またCADCAMインプントについて熱心に取り組まれている先生ばかりです。そんな方々が貴重な1週間を避けてきてボストンまで来られていること自体に刺激を受けましたし、ちょっとした臨床上の悩みもシェアーすることができました。

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