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2018.02.02

歯と口の健康教室

理事長 小室暁

昨日、学校歯科医をさせていただいている天王寺中学校で、一年生を対象に、“歯と口の健康教室”という講話をさせていただきました。
毎年、この時期に行っているもので、十年以上は続けています。
一年生と、2年生に、日を変えて別々にテーマを変えてお話しするのですが、一年生には、“なぜ、一本の歯を守らなければいけないのか”、“歯の磨き方”、“中学生に多い歯の病気”などについてお話ししています。
中学生には、まだ、歯が抜けるような状態になっている生徒はほとんどおらず、しかも痛みもないので、年齢別で見ても受診率が低く、関心が薄まりがちです。しかし、検診で拝見していると、歯肉炎や、初期の虫歯、歯並びの異常は以外と多く、放置していると、十年後、20年後に、重篤な虫歯、歯周病となって歯を失う遠因となります。
また、一本の歯を失うことから、咀嚼の異常が起こり、そのため、高血圧や糖尿病などのリスクが高まり、最終的に脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気を発症することになります。中学生にはピンとこないかもしれない話題を、いろいろな例をあげて、できるだけわかりやすくお話ししたつもりです。
また、駆け足で、具体的な歯磨きの仕方などをレクチャーして行きました。手鏡と歯ブラシを持参いただき、実際に見て、実演していただきましたが、少しでも気づきがあれば嬉しいと思います。
毎年、思うのですが、この中学校の生徒は非常に真面目で、歯の清掃状態も、素晴らしいです。先日、70周年の行事にお招きいただきましたが、地元の民生員の方、PTAの方など、歴代の方が参集され、地域ぐるみで、中学校の気風と歴史が作られていることを肌身で感じました。今後とも、少しでも、お役に立てるように努力していこうと思います。
また、校長先生、保健担当の先生はじめ、学校の先生方に、本当に感謝します。
毎年、感想文をいただきます。今から、どんな感想をいただけるのか、楽しみです。