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2018.09.04

セラミル導入ミーティング

小室歯科近鉄阿倍野ハルカス診療所では、毎週月曜日、定期的なドクター勉強会を行っています。

本日の勉強会では、この9月に、いよいよ導入する、新しいミリングマシン、アマンギルバッハ社のセラミルceramillについての勉強会をいたしました。

CADCAM診療では、基本的に、イントラオーラルスキャナー、あるいはモデルスキャナーで、お口の中をデジタルデータ化して、それをもとに、被せ物や詰め物など、作りたいものを、コンピューター上で設計します。そしてその後、セラミックであれば、ブロックや、ディスク状の塊を削りだして、最終補綴物にするのですが、今回、アマンギルバッハ社の、セラミルという先進的なのミリングマシンを導入し、より精密で、美しい補綴物を作れるように致します。

このミリングマシンは、私が実際にゴールデンウィークに、オーストリアにある本社に行って研修してきたものですが、これまでのセレックのミリングマシンよりも、飛躍的に精度が高いものが作成でき、さらに、これまでは削れなかった、非常に見た目が美しく、かつ強度も良い先進的なのジルコニアを削れるようになります。ジルコニアは、これまでは十分な強度がありながら、透明性が少なかったことが弱点でしたが、それを克服するものです。また、新しい模型スキャナと、設計ソフトを導入することにより、作業効率の向上と、より設計できるもののレパートリーを増やす試みを行うことができます。日本の開業医で、このミリングマシンを導入しているのは、まだ片手で数えるほどしかおられないと認識しています。

今後は、この材料を使って、ミリングするだけではなく、3Dプリンターを使って、歯の模型を作ったり、インプラントを埋入する前のサージカルガイドや、骨のモデルを作ったり、様々な事に使用することができます。

まだまだ、当院の理想とするデジタル診療の最終形には至っておりませんが、中期計画にて、計画を完成に移していきたいと思い、その構想をドクター間で共有いたしました。

ミリングマシンも、導入して終わりではなく、ドクターの研修プログラム、技工士の研修プログラムも、既に動き出しております。本年度中にこれらを全て実行に移して、先進的な美しく、しかも強度も満足できるジルコニアを、患者さんに安定して提供できるように、研鑽していきたいと思います。

ハルカスへの移転と共に本格的に始まった、当院のデジタルデンティストリーですが、この秋、さらに大きな飛躍を遂げるのは間違いなく、非常に楽しみになってまいりました。

このミリングマシンで、ミリングすることができる最新のジルコニアについての詳細は、また後ほどこのブログや、デジタルデンティストリー専門サイトにて、お知らせすることができればと思っております。

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