最新NEWS

2019.06.12

衛生士学校での講義

昨日で、本年度の衛生士学校の1の講義を終了いたしました。

私は、大学に在籍していた頃から、もうかれこれ20年近く、衛生士学校の講義に携わってまいりました。毎年、1年生のまだ入学したての生徒さん達に67回授業を行い、その生徒さん達が3年に上った秋ごろに、国家試験対策も含め授業を行うのが毎年の流れとなっています。衛生士さんは、患者さんのお口の清掃を行い、歯周病の管理を行うのが主な業務となりますが、最近では、それだけでなく高齢者に伴って高齢化に伴って、唾液が出にくい人のケアや、飲み込みに対する訓練、訪問診療、またホワイトニングなどの審美関係など、必要な知識が年々多くなっているような気がします。それに伴って、この20年で国家試験の出題傾向もずいぶん大変わりました。私が教えているのは生理学と言う人の体やお口の機能を勉強する学問ですが、できるだけ実際の臨床現場のお話も交えながら、そのような時代の新しい流れも踏まえつつ毎年お話をしています。実際、最近では違う学校ではありますが、デジタル歯科の講義を頼まれることもあります。

また、卒業するまでの年限も、2年から3年に義務が延長され、最近では四年制大学の中の衛生士学科も開設され、それに伴い授業内容も変化しているようです。

毎年、1年生と3年生の授業を担当するわけですが、1年生の頃は入学したての学生と言った生徒たちが、3年生になり臨床実習などを経て大きく成長し、しっかりした姿を見せてくださいます。実際クラスの生徒の目つきや雰囲気もガラッと変わります。このような成長を拝見するのも非常に楽しみの1つですし、やりがいを感じる瞬間でもあります。

こうして教えた教え子が、常勤の当院の衛生士として勤務してくださることも何回かあり、本当に強い縁を感じています。今後とも、教育を通して、少しでも近い逆に貢献できるよう尽力したいと思っています。

写真は、衛生士学校の使用テキストです。教育課程の変更に伴い教科書が変わって数年経ちますが、毎年使用しているので、ヨレヨレになってきました。