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2019.10.28

当院の技工士が、東京まで研修に行ってまいりました

この10月27日、当院の技工士2名が、東京で行われたデジタル技工のワークショップに出席してまいりました。このワークショップは、日本臨床歯科CADCM学会が主催したもので、現在のデジタル技工について、技工士や、ドクターやメーカーといった様々な立場から意見を出し合い、より良い方向に向かうように議論するものでした。日本の歯科技工は、近年のCADCAM技術の発達や、CADCAM冠(レジン製の被せ物)の保険適応の流れなどもあって、大きな転換期を迎えているといえます。また、最近これまで保険治療で使われていた金銀パラジウムと言う金属の値段が、非常に高騰しており、ますますセラミックやプラスチック系の材料の需要が高まっています。このような流れに沿って、院内の技工士であっても、CADCAM技工の知識は必須となっているのですが、非常に大きな投資を必要とし、当院のように充実した設備や人材を持っているところは非常に少ないといえます。そのような中、全国から、デジタル技工に携わる技工士、歯科医師、メーカーが集まり、今後のデジタル銀行のありかたや連携について、ヒントになるような話が多く聞かれました。また、著名な技工士の先生から、技工テクニックについてのレクチャーも受けることができたようで、非常に充実した1日になったようです。昔から仲良くさせていただいている歯科技工士の仲間とも旧交を温めることもできたようで、それも非常に貴重な時間になったようでした。

当院には、院内技工士が5名在籍しております。また、セレックだけでなく、アマンギルバッハのセラミルなど、日本でも有数のデジタル技工の設備を揃えていると自負しています。それだけに、今後この恵まれた設備及び人的な環境をどのように活かしていくのか、このようなワークショップを通じて考えていきたいと思っています。12月には、ジルコニアの技工について外部講師を招聘し、他院とも連携してプライベートセミナーを行っていくつもりです。このように設備を充実させ、かつ教育を行っていくことで、院内技工士が自己研鑽をし、インプラントの分析およびサージカルガイドについてや、デジタル矯正技工など、多くの新しい分野にチャレンジしてくれているのが当院の大きな強みだと思っています。更なる新たな試みとして、これまで外注に頼っていた、金属入れ歯の金属部分の制作も、CADCAMを使い院内で作成しようと試みており、その試みについては、当院の小室暁院長が12月の日本臨床歯科CADCAM学会の学術大会にて、発表する予定です。

当院では、ドクター部門、歯科衛生士部門、歯科助手部門だけでなく、技工士部門でも、教育とディスカッションを繰り返し、さらに最先端の治療と技術を提供できるようチームで頑張っていきたいと思っております。