今年も、12月に入り、早くも今年度の臨床研修も後半に入っています。

本年度は、二名の研修医の先生方が研修を開始されています。今年度は、昨年度に比べ、若干コロナの影響が軽減されました。
四月より、通常通りの研修が行われ、二年ぶりに外部の口腔外科での研修も行われています。また、例年、研修医特別研修として行っていた座学も行いつつ、デジタル歯科研修として、インプラントや矯正のデジタルデジタルワークフローについて研修致しました。これからの若い歯科医師にとって、デジタルデンティストリーについての知識は必須と言えます。理事長自身の日本臨床歯科cadcam学会指導医としての知見も加え、今後とも当院の研修の特徴の一つに育てて参りたいと思います。また、訪問歯科診療への同行も増やし、地域連携分野での研修も充実できたと思っております。

当院の研修は、基本的な高頻度治療や研修医としての態度教育を基盤として、研修医のニーズに応じて、インプラント、デジタルデンティストリー、矯正、地域連携など、深く学べる体制を今後も目指して参りたいと思っています。
また、12月には、3年ぶりに、こばやし歯科より、協力型の研修医として研修医が一名研修を始めることとなりました。本年度も、研修形態、性別、出身大学、さまざまな研修医の先生を迎えております。いよいよ、実際の患者さんの治療をまとめ、3月には発表していただくことになります。あと4ヶ月、当院で研修して良かった、そう思って頂ける研修にしたいと思います。
また、9月末には、次年度の研修医のマッチングが終了いたしました。マッチングした先生方が無事に国家試験に合格され、来年一緒に研修できることを祈っております。

来年度は、本年度より始めたデジタル研修などを深め、かつ、障がい者施設での研修も加え、より総合的に学べる体制を整えて参りたいと思っています。

ところで、近年の特徴として、研修医の先生方が早めに見学を開始されております。すでに再来年度の先生方が研修のことを考えておられるわけです。また、遠方の先生がまずはzoomでの面談を希望されたりします。コロナ禍の中、苦肉の策で始めた方法ですが、遠方の先生方にはメリットも多いかと思いますので、今後とも続けてまいりたく思います。

見学ご希望の先生は、akomuro@komuro-dental.comにメールいただくか、求人専用lineにてお問い合わせください。

当院は、「教育」を大きな医院運営の柱としております。来年、再来年とより充実した研修を目指して進んでまいります！
写真は、当院のデジタル歯科研修の様子です。