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2019.10.08

歯科医が教える歯磨き粉選びのポイント

皆さんは、日々の歯磨き粉を何気なく使っておられないでしょうか?

実は、我々が使っている歯磨き粉にも、様々な種類があり、特徴があるのです。

人それぞれに、お口のお悩みはたくさんあると思います。口臭が気になる人、歯周病が気になる人、歯の色が気になる人、歯間ブラシをよく使う人、本当に様々なお口に対する願いがあると思います。

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最近では、いろいろなニーズにお応えするために、歯ブラシや歯磨き粉もその形や成分を変えることによって、特徴が細分化されるようになってきています。

例えば、虫歯になりやすい人であれば、歯を石灰化させる成分であるフッ素をたくさん配合したものを使います。歯周病の方や、口臭の気になる方は、まずはお口の細菌の数を減らすのが第一ですので、そのような成分を多く含んだ歯磨き粉を使用します。中には薬用成分を含んだものもあります。歯が白くなりたい人には、歯の汚れ除去を重視するため、研磨成分を多く含んだ歯磨き粉を使用したりします。

これは一例ですが、当院でも様々な歯磨き粉を用意しており、患者さんそれぞれに合った歯磨き粉を適切にアドバイスして提供できるように揃えております。最近では、少し変わったところでは、天然成分のみを使った歯磨き粉などもできています。これも時代の流れですね。

また、いわゆるペーストタイプだけではなく、最近ではジェルタイプのものも見受けるようになりました。ジェルタイプの多くのものは歯と歯の間に浸透しやすく、またフッ素の含有量の多いものも多く出されており、普通の歯ブラシでは通りにくい歯間ブラシと併用しますと、より効果があるものも出てきています。フッ素の含有料が多いので、お子様や、矯正中の器具が付いている患者様に使用することも多いです。

さらに当院では、次亜塩素酸水(POIC)などを併用して、さらに歯磨き粉の効果を高める試みもしています。次亜塩素酸水は歯の表面のタンパク質を凝固させる役割があるので、次亜塩素酸水で、お口を洗った後歯磨きをすると、歯磨き粉の効果も高くなると言われています。これらの併用についても、指導できると事は歯医者さんならではだと思いますので、ぜひ上手にご活用いただければうれしいです。当院では半個室の部屋などを使い、定期予防をしており、その際に衛生士さんによる歯ブラシ指導を毎回行っております。

当院でも、先週末、衛生士さん達が中心になって、当院の歯ブラシや歯磨き粉などのラインナップを考え直してくださいました。細かいところを詰めて、より患者さんにわかりやすく、より適切に処方できるよう、進めてみたいと思います。ディスプレイも変えていく予定ですのでお楽しみに!