最新NEWS

2021.02.16

マスク生活は、果たしてお口にいいのでしょうか?唾液との関係について

マスク生活は、果たしてお口にいいのでしょうか?唾液との関係について

こんにちは!歯科衛生士のKです。
マスク生活が当たり前になりお口の中にどういう変化をもたらすのか、気にしたことありますか?

定期検診に来られた患者さんにマスクをしているとお口の中が知らぬ間に乾燥しやすくなると伝えると

『口を閉じているから逆に潤ってるんじゃないの?』

と言われた事がありました。

確かに唾液は常に分泌されています。

しかし、
①おしゃべりをすること
②ご飯を噛むこと
③水分を取ること

これによりさらに分泌を促進させます。
③の水分を取る事はお口の中を潤わせます。

しかしこのコロナ禍で、マスク生活に慣れてしまい
飛沫感染を防ぐために会話をしなくなり、外でマスクを外すことが億劫になり水分をついつい取らなかったり………実は、お口の中にとってはマイナス面な事なんです。

今回の記事のキーワードは【唾液】

口の中だけではなく体全身の健康を支える唾液について少しお話させて下さい。

唾液は1人何役も担っていて
その中でも歯に関係するのは

⑴虫歯になりにくいお口の環境にしてくれる作用
⑵再石灰化と言われる歯を守る作用
⑶食べかすや細菌を洗い流してくれる作用

があります。

さらに
⑴ご飯の消化を良くしてくれる作用
⑵ご飯を飲み込みやすくしてくれる作用
⑶悪い菌を抑制してくれる作用

もあり、身体全身に関わります。

特に3つ目の悪い菌を抑制してくれる作用は
”抗菌作用”によるもの。

難しく考えないでください。
きっと皆さんもこう言われた経験はないですか?

怪我をしたときに『唾つけたら治るわ!!』

って(笑)

私はよくお母さんに言われてました。
血ぃでてるやん!ツバつけとき!!

これはあながち間違ったことではなく唾液には抗菌作用がある為医学的に間違いとは言いきれないのです。

この抗菌物質は IgA (免疫グロブリンA)
と呼ばれています。

IgAは、お口の中に細菌やウイルスが侵入するとすぐに取り込み粘膜に張り付くのを邪魔します。

唾液中のIgA濃度が低いと風邪を引き起こしやすくなるデータもあります。

口は健康の入り口と言われていて
その健康を守ってくれるのは紛れもなくこのIgAなんです。

ちなみにIgAは母乳に沢山含まれています。
IgAはどんな種類の異物にも作用します。
(普通の抗菌物質は特定のウィルスや細菌にしか働きかけない)

IgAの量は=唾液の量と言っても過言ではありません。

しかし、先述したようにマスク生活が続いていると普段当たり前のようにしていた会話をする、水分を取るという行為が少なくなってきて前に比べると口の中が乾燥状態に近い患者さんが多くなっているような気がします。

さらには、ストレス、加齢、お薬の副作用、口呼吸なども唾液が減るリスクに繋がります。

意図的に唾液を増やすと言う行為は必要です!

ではどうやって唾液を増やすのか。
方法は様々ですが今回は私のようなズボラな方でも取り組みやすい簡単な方法を2つ紹介します。

1つ目は【キシリトール100%配合のガムを噛むこと】

それならキシリトールじゃなくて好きなお菓子でいいじゃないのかと思う方もいらっしゃると思いますが、

甘いお菓子やひと口で食べれちゃうオカズをダラダラ食べをしてしまうと、虫歯リスクを高めます。

何故かと言うと歯は食事をするたびに

歯が溶ける ような仕組みになっています。

それを助けてくれるのが唾液の再石灰化という働きですが、余りに食べすぎていてはその働きも追い付かなくなります。

キシリトールには酸をできにくくする作用があります

要は虫歯になりにくくすると言う事。

キシリトールは食べ過ぎてしまうとお腹を緩く走るためあまり良くは無いですが、虫歯になりにくくしつつ唾液の分泌も促すと言う点ではお口の中の健康にとって欠かせない存在であります。

2【たくさん噛むように食事を工夫する】

例えば噛みごたえのある食材を選んだり、薄味で調理することや食材を少し大きく切ること

普段の調理方法を少し工夫するだけで意図的に唾液を分泌させ身体全身の健康につながるのです。

まとめると大事な事は【⠀噛むこと 】

すぐに実行できることかと思いますので、健康の為にもぜひ始めてみて下さい!

加齢での口腔乾燥や口呼吸での乾燥、薬の副作用での口腔内乾燥には
元の原因を改善しないといけないのでお悩みのある方はぜひ検診にいらして下さい。

LINE情報 小室歯科オリジナル分割払い 初めての方へ 当院の予約方法
について メールで相談したい方はこちら 矯正診療日のお知らせ 地域連携室(訪問歯科) 歯科医師卒後臨床研修医を志す先生方へ