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2021.10.12

虫歯、歯周病に続くオーラルフレイルを知っていますか?

こんにちは、阿倍野区天王寺にある小室歯科・矯正歯科あべのハルカス診療所の歯科衛生士のKです。
本日のメインテーマは【オーラルフレイル】

昭和は虫歯、平成は歯周病、令和はオーラルフレイルともいわれていますね。
知らないと健康を脅かす存在です。

歯周病の存在を知らずに、歯を失ってしまった方は少なくないと思います。

今はこうやっていち早く知れる時代ですから、読んで損はなし!

オーラルフレイル

オーラルは口のことでフレイルは虚弱という意味を表します。
簡単にまとめると口の機能の低下のこと。

もっと具体的な症状で言うと、

話がしにくい、食べ物をこぼす、むせる、飲み込みにくい等があげられます。

人は通常であれば健康な状態からいきなり要介護状態にはなりません。
必ず初期症状が現れるものです。健康と要介護の間の段階をフレイルといいます。

健康→フレイル(虚弱)→要介護のようなイメージです。

上記の画像は、すごくわかりやすいですので是非参考にしてみてください!

少し話が変わりますが、

虫歯早期発見薬の塗布などで進行を食い止める
  →放置大きな虫歯になり痛みが増す治療、最悪の場合歯を失う
※初期虫歯であれば薬の塗布で再石灰化(治る)します。

歯周病

歯周病早期発見進行を食い止めることが出来る
   →放置悪化し最悪の場合歯を失う

※かなり初期段階であれば治る可能性もある

オーラルフレイル早期発見対策をとる元の健康に戻る
        →知らずに放置早期に寝たきり状態要介護

虫歯や歯周病は進行してしまった場合の治癒は難しいですが、オーラルフレイルに関しては症状が出始めても早期に対策を取れば元の健康を取り戻すことが可能なのです。

また、オーラルフレイルとは口の機能の衰えですが、社会的、身体的、心理的なフレイルも重視すべき点であります。

歯科は、口の中だけかと思われがちですが、全身に関与します。
例えば心理的な理由のお薬や、身体的なお薬にも唾液の分泌を抑えてしまう副作用のある薬が多いです。

過去のブログでも散々お話しましたが唾液の分泌とは大事なもので、口の環境を悪くし歯周病に繋がります。

糖尿病、高血圧、ロコモティブシンドローム(運動器障害)もサルコペニア(筋力の低下)なども全て歯科と関係する病気です。

まさしく口は健康の入口です。

では、ここで一度チェック項目を行ってみましょう!





簡単なチェックリストですが思い当たる節がある方は要注意です。

しかし、フレイルとは適切な介入をすれば健康を取り戻せるんです!!
早めに気付くことが大切◎

とにかくは

  1. かかりつけ歯科医をもつこと
  2. 担当の歯科衛生士を持ち定期検診を受診、口の中のささいな衰えを発見してもらいます
  3. 専門の資格保持者にに食事指導をしてもらいましょう

 

なにも一人で解決する必要はなく、私たちを頼ってください!

同じ寿命でも平均寿命と健康寿命は違います。

健康寿命とは寝たきりや認知症、要介護にはならず健康に生きられた寿命です。
日本では現在6年ほどの差があります。

想像してみてください、その6年間は寝たきりで食べ物も選ぶことが出来ず医療費がかかってしまいます。

という事は、自分の健康を自分で守らないと自分や家族の人生を変えてしまうかもしれません。

健康寿命を長く伸ばすために今ご自身が出来ることから始めていきませんか?

よくニュースなどで老後資金などの言葉を耳にしますが、健康も同じです。
将来の自分のために健康に投資をする時代だと思います。

オーラルフレイルのみならず、小さな虫歯、静かなる病気と言われる歯周病、オーラルフレイルは軽度の虚弱であるため見逃しやすい面です。

ここは、ぜひ私たち歯科衛生士にお任せいただけたらと思います。
生活リズムに負担にならないような歯磨きや食生活のセルフケアプランニングをさせていただきます。

また、難しいことは私たち歯のプロにお任せください。

早めの予防を行う事で健康寿命を延ばし、生涯生活の質を豊かに過ごせるために今から健康に投資を始めていきましょう。

検診のご予約はこちらから電話予約♩
℡:06-6623-2401

ありがとうございました☺

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