骨を削らないインプラント(OAMシステム)

OAMシステムとは?

診療室今まで、インプラントの手術をする場合は、ドリルで骨に穴を開け、そこにインプラントを埋め込むというものでした。

そのため、これまではインプラントを希望される患者さんでも、CTを拝見すると骨が薄かったり、また、“ドリルで削る”という響きがどうしても恐怖感を感じられたりと、残念ながら手術に至らないことがありました。

また、手術をするにしても、骨がすごく痩せてしまった方には、通常のインプラント手術では、骨を作るための手術をしたり、わざと骨を骨折させてそこに骨を増やすような処置をほどこしたりと、通常よりも患者さんに時間的、体力的、金銭的に大きな負担をかけることが多かったのです。

しかし、このOAMシステムは、ドリルで骨を削らずに、直径が細い専用器具にて骨を拡げてインプラントを入れるシステムなので、“骨が薄い”“ドリルが怖い”という患者さんにも受けていただいやすいインプラントシステムです。
※ただし、骨密度が極端に高い方については、OAMインプラントが行えない可能性がございます。

OAMインプラントのメリット

1、従来のインプラントに比べて安全である

直径0.5mmの穴から徐々に拡げていくため、ドリルで骨を削るより安全です。神経や血管を傷つけるリスクが少ないです。

2、骨幅が少なくてもインプラントが出来る

従来のインプラントは骨幅が5mm以上ないと埋入することは難しく、骨移植などの大掛かりな手術が必要でした。OAMインプラントは骨を削らずに拡げているので、5mm以下の骨幅でも大掛かりな骨移植手術無しで埋入出来ます。

3、治癒期間が短い

骨を削りませんから治りが早いのです。また、骨移植などをするケースにくらべるとかなり治癒期間が短くてすみます。

4、術後の痛みや腫れがかなり少ない

骨を削りませんので従来法に比べ、ほとんどのケースで腫れや痛みがありません。

5、骨を削る時の不快な音や振動を与えることがない

ドリルをつかわず、オーギュメーターという手用器具で静かに手術できるため、インプラント手術がより快適なものに改善されました。

6、骨が柔らかくてもインプラントが安定する

従来法では骨が柔らかいとトリルで削るとスカスカになってしまい、インプラントが安定しないことがありました。OAMインプラントでは骨を押し広げ圧縮するため、インプラント周囲の骨密度が高くなり安定しやすくなります。また、拡げられた骨はインプラント埋入後に収縮しますので、しっかり骨に支えられ固定されます。

7、正確な位置にインプラントを入れることができます

従来法では3本程度のドリルで削って、インプラントを入れる穴をあけますので最初のドリルでその方向や角度が決まってしまいます。OAMインプラントは0.5mmの穴から0.2mmずつ拡げながら穴を作っていきますので、その方向や角度を正確に決めることが出来ます。

8、手技による回転運動なので熱を発生しない

ドリルを使うときに発生する熱で、骨がやけどをすることがあります。それがインプラントの生着の失敗を招く原因となることが多いのですが、OAMインプラントでは、そのリスクを回避できます。

9、骨幅の拡大だけでなく上方へも盛り上がる

上方へも盛り上がるので、インプラントの固定、仕上がりの見た目に有利です。

OAMインプラントのデメリット

1、通常のインプラントより時間がかかります

丁寧に主要器具により骨をあけていくので、時間がかかります。

2、ドリルを併用することもあります

特に時間がかかる場合など、ドリルを併用することもあります。

OAMインプラントの手術方法

Step1 0.5mmの小さなバーで骨の表面に先行穴を開けます。

Step2 0.3mmという極細のリーマーで、まず骨をあけていきます。

Step3 オーギュメーターの0.5mmを挿入し、手技のみで穴をあけていきます。

Step4 器具の径を少しずつ大きいものに変えながら、骨幅を拡大していきます。

Step5・Step6 必要なインプラント禍まで拡大できればフィクスチャーを埋入します。

OAMインプラントの手術方法

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